Officeの初期設定時に間違えて認証できなくなってしまった場合

2018年5月6日Windows,サービス

このところ良くあるのですが、PCを購入してOfficeの初期設定で認証されなくなってしまったというもの。

PC付属のOfficeの場合は「Office Personal Premium」かパワーポイント付属の「Office Home & Business Premium」がほとんどだと思います。

最後に「Premium」とあるのがPC付属バージョンです。

最近は量販店でOffice付属モデルでなく、Office無しモデルに別途パッケージ版のOfficeをすすめている場合も増えてきました。

どちらの場合も同じ問題が発生しますが、「Premium」ありなしで判断できるのでパッケージ版の場合は間違える事は無いようです。

始めてマイクロソフトアカウントを作成して、そのアカウントにOfficeを登録する場合は問題ないのですが、以前からお使いのマイクロソフトアカウントに2台目以降のパソコンとofficeとして追加登録する場合に選択ミスの問題が発生します。

現在のOfficeの認証

現在のPC付属のOfficeはパソコンとMSアカウントが紐付けされていて、初回インストール時にPC付属カードにあるキーを入力して認証すると、正規のプロダクトキーが自動で発行され、正規のキーでインストールされるようになっています。

この正規のプロダクトキーはMSアカウントにログインしたページで確認できるようになっています。

当然PCを数台持っている方は、ひとつのアカウントに複数のPC付属Officeが登録されることになるのですが、同じ「Office Home & Business Premium」がいくつもあってはどれが該当のPCのものだかわからなくなってしまいます。

残念ながらどのPC用のOfficeかというのは登録した日付でしか確認できません。

間違えてしまうタイミング

例えばパソコン3台目で同じ「Office Home & Business Premium」が付属したPCを設定しようとしたとします。

手順通りにプロダクトキーを入力しMSアカウントにログインして進めていくと、複数のOfficeが登録されているからどれか選択しろとダイアログが出てきます。

ここで問題が発生します。

このように複数の選択肢が出ます。

「Office Home & Business Premium」

「Office Home & Business Premium(1)」

「Office Home & Business Premium(2)」

どのOfficeをインストールしますかと聞かれても、今キーを入れたモノに決まっていると思うのですが、なぜ選択させるのか良くわかりませんね。

増えていっているので、(2)が今増えたものかと思う人もいれば、良くわからずにそのまま一番上を選択する人もいます。

一番上のカッコなしが今入れた最新の場合がほとんどなのですが、時々これも違っている場合があるので困ります。

まったくなぜちゃんと比較できるインストールした日付やキーを表示してくれないのか理解できません。

間違えて選択するとどうなるのか。

もしここで間違った選択してしまうと、Officeが認証されず不正コピー扱いされてしまいます。

数日の猶予はあるものの、そのまま放置すると使えなくなってしまいます。

もし間違えてしまったら再インストール

Officeを一旦アンインストール削除してから再インストールすることでちゃんと認証されるようになります。

再インストールの方法

まずは、インストールされているOfficeをアンインストール削除します。

削除できたら再起動してから、新しいOfficeをインストールした My Office アカウント(MSアカウント)https://www.office.com/myaccount にログインします。

すると、登録されているOfficeがいくつか出ていると思います。

(一覧が無い場合上のタブでOffice365ではなくOffice2016を選択します)

officeタブ

アカウントに追加された日付が、一番上が新しいものになっていると思います。

そのPCのインストールした日付のOfficeのインストールボタンから再インストールを実行します。

正規のプロダクトキーの確認

My Office アカウント(https://www.office.com/myaccount)

Officeの一覧の項目ごとの一番下の「プロダクトキーの表示」から正規のプロダクトキーが確認できます。

 

Office情報

このプロダクトキーは、PC付属のカードの値とは違います。

正規のプロダクトキーとPC付属カードのキーはMS内部で関連付けられています。

インストールされているプロダクトキーの確認

Officeのインストールをしたけど認証されないというサポート案件の場合、これらの原因が多く考えられますので、どのような状況なのか確認する必要があります。

正規のキーを確認したら、PCにインストールされているOfficeのプロダクトキーを調べます。

管理者のコマンドプロンプトから下記コマンドを入力します。

Office2016 64ビットの場合

cscript "C:\Program Files\Microsoft Office\Office16\OSPP.VBS" /dstatus

 

Office2016 32ビットの場合

cscript "C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\Office16\OSPP.VBS" /dstatus

 

すると

C:\WINDOWS\system32>cscript "c:\Program Files\Microsoft Office\Office16\OSPP.VBS" /dstatus
Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.812
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

---Processing--------------------------
---------------------------------------
SKU ID: 12345678-1234-123456789-123456789123
LICENSE NAME: Office 16, OfficeProPlus-Retail edition
LICENSE DESCRIPTION: Office 14, RETAIL channel
LICENSE STATUS: ---LICENSED---
ERROR CODE: 0 as licensed
Last 5 characters of installed product key: AE5LN
---------------------------------------
---------------------------------------
---Exiting-----------------------------

 

のように出ますので、Last 5 characters of installed product keyの5桁が、プロダクトキーの最後の5桁となります。

ちなみに、

Office2013の場合はパスのOffice16の所がOffice15になり、
Office2010の場合はOffice14になります。

インストールされているプロダクトキーの変更方法

もしLast 5 characters of installed product keyの値が正規のキーと違っていた場合、こちらもコマンドから正規のキーへ変更を実施できます。

この手順で正規のキーに変更することにより再インストール無しに認証できます。

正規キーとインストールされているキー最後の5桁を確認し準備しておきます。

まずインストールされているキーを削除します。

仮に間違っているキーの「AE5LN」が最後の5桁とします

管理者コマンドプロンプトで

cscript "C:\Program Files\Microsoft Office\Office16\OSPP.VBS" /unpkey:AE5LN

 

次に正規のキーをインストールします
仮に「MFKXT-F6DT2-THMRV-KDWH2-TCDTC」が正規のキーとします

管理者コマンドプロンプトで

cscript "C:\Program Files\Microsoft Office\Office16\OSPP.VBS" /inpkey:MFKXT-F6DT2-THMRV-KDWH2-TCDTC

 

キーは上の値ではなく必ずご自身で調べた値を入れて下さいね。

最後にワードかエクセルを起動すると認証できると思います。

複数のOfficeがある場合キーを事前に記録しておく

このように、非常にわかりにくい状況になってしまうので、今お使いの各PCのOfficeのプロダクトキーは、コマンドとオンラインで確認して記録しておきましょう。

まずインストールされているキーを調べ、該当のキーをMy Officeで調べ一覧にしてプリントアウトしておくと良いでしょう。